
前回のあらすじ
チョンホからお母さんに紹介したいと言われ、本当に自分で大丈夫なのかと悩み始め、なかなかチョンホに返事ができずにいる。
\ 私の友達もココで出会ってました✨/
第3話「35歳、ひとりで背負っていた夜」
35歳の頃の私は、
何かを始めるたびに、
「これで合っているんだろうか」と
自分に問い続けていた。
国際交流イベントの準備も、
例外じゃなかった。
仲間が誰もいなくて、
誰に協力を求めたらいいのかもわからず、
私は一人で立ち尽くしていた。
そんなときに、
チョンホが紹介してくれたのが
ラファエルさんだった。
彼は、有名大学に通う留学生会の会長で、
多くの人とつながっている人だった。
出会ったのは、大学。
白衣を着ていたラファエルさんは、
まるでハリウッド俳優みたいな
かっこよさだったなぁ。
――そうだ、確かあれは、
市役所での
初めての打ち合わせの日だった。
行く前から一人で行くのが不安で、
チョンホに
「一緒に来てほしい」とお願いしたのに、
「あんずなら一人でも大丈夫」
そう言って、
優しく背中を押された。
チョンホは私ならできると信じてくれてるんだ…
違うよ、チョンホ。
私はそんな立派な人間じゃない。
市役所の会議室に入ったとき、
私は、
自分だけ少し場違いな気がしていた。
初対面の市役所の人と、
協力してくれる団体の代表者。
名刺交換が始まる前から、
私の手のひらは、
じんわり汗ばんでいた。
本当に私なんかでいいんだろうか…

第4話「震える手で、電話をかけた夜」
「一緒に韓国に行かない?」
チョンホから言われたその言葉を、
もう一度思い出したとき、
私は、
35歳の頃の自分と、
今の自分を重ねて見ていた。
本当にこれでいいのか。
この決断は、
合っているのか。
本当に私なんかでいいのか。
何度も自分に問いかけていた、
あの頃の私。
でもいつまでも、
このままではいけない。
チョンホに
甘えてばかりじゃなくて、
私も、
勇気を出して
一歩踏み出さなきゃいけない。
そう思っても、
すぐに体は動かなかった。
スマホを手に取って、
画面を見つめて、
また置いて。
深呼吸をして、
もう一度、手に取った。
震える手で、
チョンホに電話をかける。
そして、私は言った。
「私、チョンホと一緒に韓国に行く」

あとがき
あんず第3,4話をご覧いただきありがとうございます!
実際に韓国旅行に行く話は「チョンホ編」で書こうと思います。
一旦、本編は35歳編へ戻ります。




\ よく当たる性格分析がポイント?/











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