彼の心にまだ元カノがいます〜圭吾side〜 第2話

前回のあらすじ

圭吾はパーティーで声をかけられたレイナに惹かれ始める。

\ 私の友達もココで出会ってました✨/

目次

第2話「やっと二人っきりだね」

scene1

パーティーのあと、
自然な流れで一緒に外に出た。

「もう少し話す?」
そう聞いたのは、俺だったと思う。

レイナは一瞬だけ考えて、
「いいよ」と答えた。

それだけだった。

歩いている間も、
レイナは一定の距離を保っていた。
近づきすぎないし、
触れてもこない。

さっきまでと同じ、
余裕のある態度。

なのに、
ホテルに入った途端、
空気が変わった。

ドアが閉まる音がして、
レイナは靴を脱ぐと、
何も言わずにソファに腰を下ろした。

「疲れた」

そう言って、
背もたれに身体を預ける。

さっきまでの張りが、
一気に抜けた感じがした。

俺が突っ立ってると
レイナはちらっとこちらを見て、
小さく笑った。

「こっちにおいでよ」

scene2

近づくと、
レイナは自然に距離を詰めてきた。

触れない。
でも、近い。

肩が触れるか触れないかの距離で、
レイナは静かに囁いた。

「やっと二人っきりだね…
甘えてもいい?」

そう言って、
俺の目をじっと見つめ、
俺の腕にそっと身体を預ける。

驚くほど、素直だった。

甘えるように、
でも重くならない。

「圭吾、あったかい」

その一言で、
胸がギュッとなった。

いつもは、
ちょっと距離を感じるのに
今は、
レイナのほうからピッタリくっついてきて
俺から離れようとしない。

それが、
どうしようもなく嬉しかった。

「一人だとさ、
平気なふりするの、得意なんだけど」

ぽつりと、
そう言った。

誰にも向けていなかった顔を、
今は俺にだけ見せている気がした。

その夜、
俺は完全にレイナに心を奪われた。

この人を、
放したくない。理屈じゃなく、
本能でそう思ってしまった。

あとがき

あんず

第2話をご覧いただきありがとうございます!

私、男性を甘やかすのも好きですが、
思いっきり甘えるのも大好きです
皆さんはどうやって甘えてますか?

\ よく当たる性格分析がポイント?/

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