シャワーだけはもったいない!入浴がもたらす意外なメリット

毎日シャワーで済ませてるあなた、実はそれではもったいないかもしれません。昔、私はお風呂にお湯を張ることは水光熱費的にもったいないのでは…と節約の意味でシャワーばかりで全く入浴していなかったのですが、ちょっとしたことがきっかけでまたお風呂に入るようになりました。入浴にはシャワーにない様々なメリットがありますので、その意外な効果と魅力についてご紹介します。

目次

毎日湯船に浸かるのは贅沢だと思っていた

実家では毎日湯船に浸かっていましたが、一人暮らしをするようになってからは水光熱費の節約のためにお湯を張るのを控えていました。40過ぎて来た頃、生理不順や不正出血、そして謎の腹痛などやたら体調不良になっている時期がありました。ある日、エステでマッサージを受けていたときに聞かれました。

エステシャン

お風呂には浸かっていますか?

あんず

いつもシャワーだけなんですよねー、仕事で忙しくてあまり時間なくて。

エステシャン

最近お腹の調子があまり良くないとおっしゃってましたし、腸活だと思って少しでもいいからお風呂に浸かった方がいいと思いますよ。

それから定期的にお風呂にお湯を張って入浴するようにしたのですが、まず、生理不順が治りました!なんで治ったかは専門家じゃないのでわかりませんが、入浴するようになってから周期が安定して来たのです。そして謎の腹痛も治まってきました。
それもあって「入浴するって大切だ…」と感動してしまいました。でも気になったのが水光熱費。入浴の回数が増えたことで電気代や水道代が上がらないかとても心配でした。ただ蓋を開けてみると、少し上がったぐらいでさほど大きな変化があったわけではありませんでした。
しっかり計算したわけではありませんが、入浴1回につき100円ってところですかね。
それからは、自分の美容と健康のために100円ぐらい自己投資してあげないと!と思うようになりました。

入浴のメリット

では、次に入浴におけるメリットについてご紹介します。

心身のリラックス効果

お湯に浸かることで、体温が上がり血行が促進され、リラックス効果が得られます。これは、心地よい温かさが自律神経に働きかけるためです。また、お好みの香りの入浴剤を入れることで、ホルモンの分泌が促進され、より幸福感を得ることができるそうです。日々の忙しさに追われる中で、バスタイムは心の余裕を取り戻す大切な時間となりそうですね。

肌の健康を守る

シャワーでは簡単に体を洗うことができますが、お湯に浸かることで毛穴が開き、汚れや老廃物が落ちやすくなります。こうした毛穴の汚れや老廃物は、シャワー浴だけでは落としきることができません。乾燥が気になる季節でも、入浴後に適切な保湿をすることで、肌の水分が保たれやすくなり、しっとりとした肌を保つことができます。

血行がよくなり、新陳代謝が活発になる

入浴をすると、体が温まることで血管が広がり、血流がスムーズになります。血流がよくなると、全身に酸素や栄養がしっかり届きやすくなります。それに伴い、体内の老廃物も効率よく排出されるようになるので、健康に良いと言われています。また、血流が良くなることで細胞の活動が活発になり、いわゆる新陳代謝が促されます。これが、肌が明るく見えたり、疲れが取れたりする理由です。

睡眠の質を向上させる

湯船に浸かることで、体温が一時的に上昇し、その後お風呂から出ることで体温が徐々に下がっていくことで、脳や体に「リラックスして眠る準備をする時間だよ」という合図を送り、眠気を誘発します。これは体が自然に「休息モード」に入るための反応です。特に、寝る1〜2時間前にお風呂に入ると、ぐっすり眠れるという研究結果もあるそうです。

創造性やアイデアが浮かびやす

「ひらめき」は集中した思考の後のリラックスタイムのタイミングで引き起こされやすいと言われているそうです。これは、脳が一度集中モードを解いてリラックス状態に入ることで、無意識のうちに情報を整理し、新しいつながりを見つけやすくなるからというのが理由だそうです。何かに行き詰まった時は、そのテーマについてとことん調べ、集中的にインプットした後にリラックスタイムを設けることで何かいいアイデアが浮かぶかもしれません。

美容効果を高めるお風呂の入り方

せっかくならお風呂で「キレイ」を手に入れたい!美容効果を高めるためのおすすめのお風呂の入り方を3つご紹介します。

ぬるめのお湯に浸かる(38~40℃)

熱すぎるお湯は肌を乾燥させやすく、長時間入ると体の負担にもなります。高温のお湯は避けて、ぬるめの38~40度に設定しましょう。おすすめの時間は10分〜15分だそうです。これ以上長く入浴しても効果が高まるわけではなく、肌の潤いが失われたり、かえって疲れが溜まってしまうことがあるので、必要以上に長くお風呂に浸かるのは控えましょう。

入浴前後の保湿ケアを徹底する

お風呂に入った後の肌は、一時的に潤ったように感じますが、実は水分が蒸発しやすい状態です。入浴後は、タオルで軽く押さえるように水分を拭き取り、すぐに化粧水や保湿クリームを使ってケアしましょう。

入浴前後は「水分補給」を忘れずに

お風呂に浸かると多くの汗をかき、体内の水分が失われます。水分が不足すると血液が濃くなり、老廃物が排出されにくくなる可能性があります。そのため、入浴前後にはしっかりと水分を補給するよう意識しましょう。常温以上のコップ一杯分がおすすめです。

お風呂に入って、有意義な時間を過ごそう

お風呂に入ると、美容的にも健康的にもメリットがたくさんあります。日々の生活に少しだけ入浴時間を取り入れることで、健康や生活の質が変わるかもしれません。ぜひ、次回のお風呂タイムは、ただの体を洗う時間に止めることなく、自分の心も体も上質にするための時間とし、有意義に過ごしてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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