
前回のあらすじ
小悪魔的なレイナにどんどん惹かれていく圭吾。

\ 私の友達もココで出会ってました✨/
第4話「麻薬みたいに甘くて危ない」
scene1
レイナは、
約束をきっちり守るタイプじゃない。
「今日、会える?」
そう聞くと、
「分かんない」と返ってくる。
理由は言わない。
言い訳もしない。
それなのに、
夜になって突然、
「今から行くね」
と連絡が来る。
断る暇なんて、
与えない。
来たら来たで、
何事もなかったみたいに
部屋に入ってくる。
「お腹すいた」
「シャワー借りるね」
完全に、
自分のペースだ。
外では相変わらず、
距離を取る。
人前では、
隣に並ばない。
手も繋がない。
「仕事の人に見られたら面倒じゃん」
そう言って、
平然としている。
少しだけ、
寂しくなる。
でも、
二人きりになると違った。
ドアが閉まった瞬間、
レイナは何も言わずに近づいてくる。
肩に触れて、
そのまま寄りかかる。
「今日は疲れた」
それだけ。
甘えるけど、
依存はしない。
頼ってくるのに、
縛ろうとはしない。それが、
たちが悪かった。

scene2
「ね、
圭吾はさ、
私のこと好き?」
突然、
そんなことを聞いてくる。
答える前に、
もう笑っている。
本気で聞いてないのが、
分かる。
試してるだけ。
「好きだよ」
そう言うと、
満足そうに頷く。
「ふうん」
それ以上、
何も言わない。
確認もしない。
深掘りもしない。
俺だけが、
少しだけ取り残される。
振り回されている。
間違いなく。
それなのに、
嫌じゃなかった。
むしろ、
この不安定さが
心地よくなっている自分がいた。
この人は、
俺の生活を壊す。
でも同時に、
退屈も壊してくれる。
正しいかどうかなんて、
もう考えていなかった。
楽しい。
それだけで、
十分だと思ってしまった。
あとになって分かった。
あれは、
好きとか、恋とか、
そういう言葉じゃ足りない。
麻薬みたいに、
一度味を知ってしまったら、
もう元の感覚には
戻れなくなるものだった。
レイナはそういう女なんだ。

あとがき
あんず第4話をご覧いただきありがとうございます!
逃げられると追いかけたくなる
それが男ってものよね


\ よく当たる性格分析がポイント?/











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