決められなかった私が、電話をかけるまで【前半】

前回のあらすじ

母親に紹介したいから、一緒に韓国に行かないかとチョンホから誘われて、あんずは驚きを隠せない。

\ 私の友達もココで出会ってました✨/

目次

第1話「『一緒に韓国に行かない?』と言われた日」

「一緒に韓国に行かない?」

その一言を聞いた瞬間、
嬉しい、より先に、
私は少しだけ立ち止まってしまった。

「でも、私たち付き合ってまだ2ヶ月…」
思わず、口にしてしまった。

チョンホは、少し困ったように笑って、
「あ、ごめん。そういうつもりじゃなくて。
いや、全然ないと言ったら嘘になるけど」
と言った。

それから、少し間を置いて、続けた。

「昔、母親に言われたんだ。
真剣に好きな人ができたら、紹介してねって」

「俺、これまでずっと、
好きだって言える人がいなかったけど…
やっと、会えたから」

チョンホは、私の目をまっすぐ見ていた。

私は、どう答えたらいいのかわからなくなって、
思わず目をそらしてしまった。

「無理はしなくていいから」

来週末に帰国する予定だから、
今週末までに、
行くか行かないか、決めてほしいと言われた。

そのあとチョンホは大学の研究室へ行き、
私は自分の部屋に帰った。

その夜、
何度考えても、
私の中には、
まだ答えはなかった。

第2話「好きなのに、答えられなかった理由」

それから何日か経っても、
私は、あのときの返事を
まだ決められずにいた。

チョンホは、あれから何も聞いてこない。
その優しさが、
余計に私を苦しくさせた。

チョンホのことが好きだと、
あの夜、確かに思ったのに。

なんで私は、
あのチョンホの言葉を重く感じたんだろう。

チョンホのお母さんは、
こんな私を見て、どう思うかな。

今の私は、
誰かに胸を張れるほど、
ちゃんとした人間じゃない。

昔から私は、
大事にされると、
未来が怖くなる。

自信がなくて、
いつか後悔するんじゃないかと、ただ、怖かった。

この人が見ている「私」は本当の「私」なのだろうかと。
この人が求めている「私」は本当の「私」なのだろうかと。

皆が「大丈夫だよ」と言ってくれても
「自信を持て」と言ってくれても
ずっと怖かった。

あ、あの時もそうだったな…あることを思い出したとき、
私の中で、
ある時間が、静かに動き始めた。

あとがき

あんず

第1,2話をご覧いただきありがとうございます!

韓国に行って分かったのですが
チョンホ、軽めのマザコンでした
お母さん大好き人間です

街中を一緒に歩いたのですが、
お母さんとピッタリくっついて歩いたり
「お母さんは世界一きれい」とか言ったり
あれ?どこかで聞いたような…?

あ、でも深刻な感じではなく、
家族を大切にしているんだなぁとほっこりするものです

だとしても
普段のチョンホのイメージと違いすぎて
びっくりした記憶がありますが…

でも本当のチョンホはこういう人なんだろうなぁ
愛情深いというかね
周りの人たちには関心ないけどさ

\ よく当たる性格分析がポイント?/

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